



硬筆習字手本21「舞姫」15枚
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硬筆(ペン)のお手本です。
お手本は全部で15枚あります。(画像は最初の3枚)
↓ お手本内容 ↓
1. 石炭をば早や積み果てつ。中等室の卓のほとりはいと静にて熾熱燈の光の晴れがましきも徒なり。 「舞姫」森鴎外
2. 廻れば大門の見返り柳いと長けれど、お歯ぐろ溝に燈火うつる三階の騒ぎも 「たけくらべ」樋口一葉
3. まだあげ初めし前髪の林檎のもとに見えしとき前にさしたる花櫛の花ある君と思ひけり 「初恋」島崎藤村
4. 吾輩は猫である。名前はまだ無い。どこで生まれたか頓と見当がつかぬ。 「吾輩は猫である」夏目漱石
5. 山路を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。 「草枕」夏目漱石
6. 親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて 「坊ちゃん」夏目漱石
7. 或日の事でございます。御釈迦様は極楽の蓮池のふちを独りでふらふら御歩きになっていらっしゃいました。 「蜘蛛の糸」芥川龍之介
8. 或春の日暮です。唐の都洛陽の西の門の下に、ぼんやり空を仰いでいる、一人の若者がありました。 「杜子春」芥川龍之介
9. 国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。 「雪国」川端康成
10. 道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思う頃、雨脚が杉の密林を白く染めながら 「伊豆の踊子」川端康成
11. 山椒魚は悲しんだ。彼は彼の棲家である岩屋から外に出てみようとしたのであるが、 「山椒魚」井伏鱒二
12. 光る地面に竹が生え、青竹が生え、地下には竹の根が生え、根がしだいにほそらみ、 「竹」 萩原朔太郎
13. どっどどどどうどどどうどどどう青いくるみも吹きとばせすっぱいくゎりんもふきとばせ 「風の又三郎」宮沢賢治
14. ふと耳に、潺々、水の流れる音が聞えた。そっと頭をもたげ息を呑んで耳をすました。 「走れメロス」太宰治
15. 僕の前に道はない僕の後ろに道は出来る ああ、自然よ 父よ 「道程」高村光太郎
「硬筆用紙 4行」でお稽古してください。
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